サービス紹介

アノテーション

アノテーションとは画像や動画などのデータから、物体検知したい対象を選択してタグ付けして訓練データを作成することで、アノテーションツールとはこの訓練データを作成するためのツールです。
ID ZEROでは現在オープンソースのCVATをアノテーションツールとして利用しています。
ID ZEROでアカウントを生成後に自動的に専用のCVATサーバを自動構築して提供します。

※CVATの詳しい使い方については公式ドキュメントを参照ください。

データセットの管理

アノテーションツールで生成した訓練データをアノテーションツールからダウンロードしてID ZEROにアップロード。
ID ZERO上で今までAIモデルを生成するために使用した訓練データをZIP形式で保存して管理できます。
※容量の制限あり

AIモデルの構築(学習)とAIモデルの評価(推論)

ID ZEROにアップロードした訓練データからAIモデルの生成(学習)が可能です。
ID ZERO上で生成したAIモデルで推論実行して生成したAIモデルの評価を行えます。

【生成可能なAI】

物体検知(物体検出)
生成(学習)したAIモデルを使用してアノテーションでタグ付けした種類の中から一番近い種類のスコアを算出して物体を検知(検出)します。
推論結果は入力画像に検知した物体の矩形とスコアと種類を描画します。
検知した物体単体の切り抜き画像も保存し、検知した物体の座標情報、種類、スコアのテキストデータを保存します。
検知した物体の座標情報、種類、スコアのテキストデータを保存します。

エッジ端末へのAIモデルのデプロイ

WebAPIによる推論実行*1

ID ZEROが提供するWebAPIを利用して、ID ZERO上に生成(学習)したAIを推論実行させて、エッジ端末で推論結果を取り出し、設備の後続処理にAIによる評価データを利用できます。
・エッジ端末からWebAPIで評価したい画像をID ZEROへ送信
・ID ZEROから推論結果をWebAPIでエッジ端末に送信

推論実行環境(IZRE)のインストール*2

WebAPIによる推論実行ではインターネット通信を介するため、タクトタイムが短い工場などの設備には不向きな場合があります。
ID ZEROでは推論実行環境(IZRE)を提供しておりエッジ端末にインストールし、生成(学習)したAIモデルをID ZEROからダウンロードして、エッジ端末にデプロイすることによってAIによる推論実行をエッジ端末のリソースを使って行えるようにすることが可能です。

*1: WebAPIを利用するにはAdvancedプランの契約と制約があります
*2: 推論実行環境(IZRE)を利用するにはオプションプランの契約と制約があります